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プログラム長より

機械科学技術はグローバル化する社会の中で、わが国のイノベーションを牽引する重要な柱の一つであります。しかしながら、これまでの日本の研究者・技術者は専門性を深化・緻密化させることは得意としながらも、システムとして技術全体を設計し要素技術を統合するシステム・インテグレーションが不得意であるとされてきました。機械科学技術国際共同大学院(GP-Mech)プログラムは、航空宇宙およびロボティクスを中心とした、本学がこれまで実績を挙げてきた分野をベースとして、世界の最先端と切磋琢磨することにより、システム・インテグレーションを意識させた大学院教育を展開し、世界規模のイノベーションを牽引できる研究者や技術者を育成輩出することをめざして、2018年4月にスタートしました。

工学研究科・情報科学研究科・医工学研究科・環境科学研究科の大学院生の中から選抜されるプログラム参加学生は、国際性と学際的研究能力を養うために設けられた講義を受け、海外連携先で延べ6か月以上の国際共同研究を行います。本プログラムの授業科目は、原則としてすべてが英語開講となります。加えて、本プログラムが開催する国際ワークショップ・サマープログラムへの参加や、海外招聘教員や受入留学生との日常的な議論の場など、多様なバックグラウンドを持つ教員・学生との交流を通して、自らのポテンシャルを引き出し、国際的に活躍する研究者としての資質を磨くための豊富な機会が用意されています。また、それらのメニューを存分に活用できるよう、プログラム学生は、経済的な支援や海外渡航に対する支援など、さまざまな支援を受けることができます。

世界に向けて羽ばたくことを夢見る志(こころざし)の高い皆さんに、GP-Mechプログラムに参加していただき、学生・教員が一丸となってこのプログラムを盛り上げていくことを願っております。

 

工学研究科 航空宇宙工学専攻 教授
GP-Mech プログラム長
吉 田 和 哉